過去ログ - 仮面ライダーBLACK RX「禁書目録は俺が守る!!」
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27: ◆XN4eCM.Ho2[saga ]
2013/07/15(月) 20:55:23.92 ID:sSaWBbMK0
光太郎「そんな、馬鹿な事が……」

ステイル「馬鹿なこと? 口を慎むんだな。僕達が今までどんな気持ちで彼女の記憶を消してきたと思っているんだ。苦しむ彼女の顔を何度見てきたと思っているんだ」

玲子「でも、絶対に、それは可笑しいのよ!!」

神裂「可笑しいかもしれません。非人道的かもしれません……それでも、私達は」


光太郎「違うんだ。聞いてくれ!! 人間の記憶がパンクするなんてこと、ありえないんだ!!」


ステイル「なっ!?」

神裂「そ、そんなっ!?」


光太郎の発言に二人は言葉が出なくなる。
だが、直ぐにステイルが動き出す。


ステイル「そんな、出鱈目信じるとでも思ているのか? だったらどうして彼女は苦しんでいるというんだ!!」

光太郎「出鱈目なんかじゃない。考えてみるんだ!! 完全記憶能力の人は彼女だけじゃない。世界中には何人もいるんだ。でも、その人たちがそれが原因で死んだなんて聞いたことがい」

玲子「私も、この前本で読んだことがあるの。……でも、やっぱり、完全記憶能力で死んだ人なんか聞いたことが無いわ」

神裂「ですが、魔道書が彼女の脳を圧迫しているからでは……」

光太郎「いや、それが無くとも全てを記憶しているというなら、魔道書は関係ないはずだ。人の記憶って言うのはそんな簡単な物じゃないんだ。恐らく、一年ごとに苦しんでいるのには別の原因がある筈だ」


2人とも黙っていた。
気持ちの整理がついていないのだ。

彼女の為と思っていたことが、実は全部無駄だった。


光太郎「俺が偉そうなことを言える立場じゃない。でも、インデックスちゃんを救える方法があるなら諦めちゃダメだ。あなた達ならあの子のヒーローになれるんです」



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