130: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/23(火) 22:35:24.64 ID:d4ygi8gM0
「マミさん。あたしは残ります」
「美樹さん? 悠長な事を言ってる場合じゃないわ」
「あたし達、魔法少女なんだよ。もう人間じゃない。でもね、マミさん。
想いは伝わるんだよ――魔法少女ってそういうものなんだよ」
「美樹さん・・・」
「言う様になったね、さやか。もう一人前だな。
説得して駄目なら拳で語り合えばいい。想いは徹頭徹尾貫くものさ」
「うん。あたしはほむらを信じてる」
「私は結界を何とかするわ。絶対に死なないでね」
二人のソウルジェム各々に、手をかざしながら呟いた。
「内部はまかせろ。マミは外部、さやかは待機。
急げ、八十秒後に結界を展開させる」
「「心得た!」」
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