222: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:39:00.69 ID:fyjRdagz0
その ことば は きこ え なくとも
むねの おくへは と ど く は ず
223: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:41:09.81 ID:fyjRdagz0
「本来、魔力を正確にコントロール出来るまで秘匿だからね。
伝え聞くのはおろか、写本を見ることが出来るなんて例外中の例外だよ」
224: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:42:04.33 ID:fyjRdagz0
「「・・・」」
「あ、これは読める。ひらがなで書いてあるよ」
225: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:43:19.09 ID:fyjRdagz0
少し中断
226: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:58:58.19 ID:fyjRdagz0
再開
227: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 09:59:26.21 ID:fyjRdagz0
■祭
死んだ存在に生を見た。
生きている存在に死を見た。
228: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 10:00:03.71 ID:fyjRdagz0
―――――――――――――――――――――
229: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 10:00:58.24 ID:fyjRdagz0
あの子が読んでいた書物は、そのまま机の上に置かれている。
表紙は黒ずんでおり、陽の当たる部分はすっかり色褪せていた。
230: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 10:01:29.82 ID:fyjRdagz0
『世の中には何か暗い力があるのね。
それがおそろしく意地悪に私たちの心の中に一本の糸をひそませて、
その糸でがんじがらめにして、ふだんならそんなところに踏み込もうとは夢にも思わぬ
231: ◆bvqVN1tP96Fx[saga]
2013/07/28(日) 10:02:05.42 ID:fyjRdagz0
――急がないと
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