58:1 ◆lWfjP4x3Ao[saga]
2013/07/16(火) 21:47:26.67 ID:4aigMyjso
まだ暗い部屋の中で目をさますと、目の前には珠美の寝顔。
その寝顔は、とても幼く見えて、本当に小学生のようです。
そして、珠美は、私の手をしっかりと握ってくれていました。
歌鈴(ありがとう、珠美。本当に守ってくださいましたね)
多分これからも、私はこの夢を見るでしょう。ですが、これからは寝るときは一人です。
この先、一人で握る事が出来るか、正直、不安があります。
歌鈴(…ですから、これからの私に…少しだけ…勇気をわけて下さいね…)
小さな寝息を刻む珠美の唇に、私は、自分の唇を優しく重ねました。
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