過去ログ - あずさ「運命の人って、信じますか?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 00:44:33.68 ID:BaguKkaS0









「あずさ…入りますよ」

「うっわー、すっごい…」

「うんうん、やっぱり、あずささんにはこれが似合うわ」

「うふふっ…」

半年後、私達は、ようやく結婚式を挙げる事になりました。
理由は、色々な報道が出回っていて、それらが落ち着いてからにしたかったという事があったのと、せっかくなら、皆にも出席してほしかったので、スケジュールの調整に手間取ったからです。

「うっわー!あずさお姉ちゃんめっちゃきれーだよー!」

「まるで天使…いや、女神だよ!」

「…まこと、美しいですね…女神とはあずさの様な者を指すのでしょうか」

「貴音ちゃんも亜美ちゃんも真美ちゃんも大げさねぇ」

「ほらアンタたち!そろそろ式始まるんだから、席に戻んなさい!」

「ヴぁーい律ちゃんは相変わらずですなー」

「ではあずさ、また後で」

「はい、ありがとう、貴音ちゃん、亜美ちゃん、真美ちゃん、律子さん」

亜美ちゃんたちが部屋を出ると、お母さんが入れ違いに入ってきました。

「あずさ、そろそろ…」

「は…はい」


「お父さん、どんな顔をするかしらね」

「…さあ、どうかしら」

「じゃあ、私は席で待ってるわ」

「はい…お母さん」

「何?」

「…今まで、本当にありがとう」

「やーねぇ、それは披露宴の時にして頂戴」

「…うふふっ、そうね、あ、お父さん来たわ…じゃあね」

「あずさ…」

父は、緊張した面持ちで、私を見ています。



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