過去ログ - あずさ「運命の人って、信じますか?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 00:06:36.91 ID:BaguKkaS0

「律子も、ってどういう事ですか、付け合せですか私は」

「あはははは…あずささん、おはようございます」

「おっ、おはようございまし、プロデューサーさん」

噛んじゃいました…ううっ、小鳥さんの所為でまともに彼の顔が見れません。

「おはようございまし…っ」

「わ、笑わないでください!プロデューサーさん!」

「い、いえ、ごめんなさい…つい…っ」

笑いを抑えてるようで、背を向けて肩を震わせているプロデューサーさん。
もうっ…

「はいはい、プロデューサーさん、それ以上笑ってるとあずささんに嫌われちゃいますよ」

「えっ?」

「ね、あずささん」

「そ…そうですよ、プロデューサーさん」

「そ、それは…その…」

しどろもどろになるプロデューサーさんに、小鳥さんが更に追い打ちを掛けます。

「おやおやぁ〜プロデューサーさん、どうしたんですか?そんなに狼狽えて」

「あずささんに嫌われるのがそんなに怖いんですか〜?」

律子さんまで、そんな事を言い出すので、プロデューサーさんは更に慌てます。

「あっ、いえ、だから、その…」

「あ、あの…プロデューサーさん、その、大丈夫ですからね?嫌いになったりなんか…」

えっ?
私、何を言ってるんだろう。
これじゃまるで…

「嫌いになったり…しません?」

何だか、告白したみたいじゃないですか!

「あ、あの私…あっ…あらあら〜!」

「あっ!ちょっ!あずささんどこ行くんですか!」




そもそも、プロデューサーさんと私の出会いは、3ヶ月前の事でした。




「…また、迷ってしまいました」

事務所に向かう道で、また迷ってしまったのです。
今日は、初めてのソロシングルの収録日。
これじゃあ間に合わない…

「…どうしましょう、携帯も繋がらないし」

ベンチに座って、途方に暮れていた私の前に、誰かが立っています。



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