過去ログ - あずさ「運命の人って、信じますか?」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 00:11:05.54 ID:BaguKkaS0
今度のシングルは、私としては4枚目になるのですが、私としても、これは良いんじゃないかと自信を持っています。
切ない、恋の歌…
遠い彼方へ行ってしまった、恋人への思いを綴った…

「…」

「あずささん、どうしました?」

「いっ、いえ、何でもないんです。ちょっと曲の歌詞を思い出したら…」

「隣に…良い曲ですよね。あずささんの為にあるような歌です」

「…ありがとう、ございます」

でも、ちょっとそれは寂しいかなって。
だって、遠い彼方に…行ってしまうんですもの。

「…ハニー、ミキ、律子…さんに呼ばれてるから、ちょっと行ってくるね」

「?…おう、行って来い」

「…?」
その瞬間の、美希ちゃんの顔は、あまりよく見えませんでした。
でも…何ででしょう、ちょっと寂しそうな声でした。

「あずささん、何か」

「えっ?い、いえ、何でもありません」

「そうですか…竜宮だけじゃなくて、美希達の人気も、最近ぐんぐん上がってきています。皆で一緒に、トップアイドル…夢じゃなくなりました」

「プロデューサーさんのお蔭、ですよ」

「そんな事は無いです。俺はその手助けをしただけ…皆の、実力ですよ」

トップアイドル。
今や、芸能界の中で、765プロのアイドルは、大きな存在感を放っています。
仕事は、連日のように舞い込んで、テレビで私達を見ない日は無いとも言われています。

それも、あなたや律子さんのプロデュースが成功しているから。
もっと、自信を持っても良いのに…

「さて…あずささん…その…」

「はい?」

「…今日の、ご予定は」

「えーと、30分から雑誌のインタビューを受けて、昼からはダンスレッスン…その後は、何も」

「…もし、良ければ…お食事でもどうですか?!」

私は、そのお誘いの言葉に、胸が躍りました。
何時も、竜宮小町として活動していると、プロデューサーさんと一緒にお食事をとる機会なんてめったにないですから。

「はい〜、楽しみにしてますよ、プロデューサーさん」

うふふっ…まさかプロデューサーさんの方から誘ってくれるなんて、思わなかったな。

「本当ですか?!よし…!あ、ああ、いえ、それじゃあ、レッスンが終わるころにお迎えに」

「はい〜」

私は気分上々、プロデューサーさんもガッツポーズを…隠れてしてるつもりなのかな?…していました。



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