過去ログ - あずさ「運命の人って、信じますか?」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/19(金) 00:18:50.37 ID:BaguKkaS0
「目の前で惚気られると、中々辛いぞ…まあ、とにかく…これからいろいろ大変だと思うが、頑張ってくれたまえ。私も応援しているぞ!あ、そうそう、もちろん仲人は引き受けるから心配しないでくれたまえ!はっはっはっはっ!」

社長室を出ると、既に事務所には皆が揃っていました。

「…申し訳ない!」

プロデューサーさんは開口一番、そう言うと土下座していました。

「俺は、あずささんが好きなんだ!幸せにしてあげたい!その…だから…ごめん!」
「…アンタ、何言ってんの?」

一番最初に口を開いたのは、伊織ちゃんでした。

「何で謝ってんのよ…バカね。あずさが幸せになるなら、私達が謝られる事なんて、あるの?」

「…ごめんね、伊織ちゃん」

「まーたそうやって謝る!良い事、絶対に幸せになりなさいよね!」

ありがとう…伊織ちゃん。

「そーだよにーちゃん、そりゃあ、あずさお姉ちゃんと一緒にお仕事できなくなるのは寂しいけどさー、ね、真美」

「うんうん、男たるもの、女のひとりくらい幸せにしなけりゃかいしょーなしってもんだぜぇ、ねえ律ちゃん」

「どこの台詞よ…まあ、私は前々からこうなると思ってましたんで…」

亜美ちゃんも真美ちゃんも…ありがとう。
やっぱり、律子さんは気づいて居たんですね…私の気持ち。
…ごめんなさい、律子さん、折角竜宮小町で選んでいただいたのに…

「あずささん、余計な事は考えず、今度は自分の幸せのことだけを考えててくださいね、約束ですよ」

「はいっ…」

「あずささん…プロデューサーさん、その…幸せに…なってください」

「千早さん、泣いちゃ駄目ですよぉ。あずささん、おめでとうございますっ!」

千早ちゃんが、泣き笑いのような顔で私とプロデューサーさんを見ています。
そんな千早ちゃんを、やよいちゃんが優しくなでてあげています。
きっと、2人にも何れ、素敵な人が…

「あずささんのウェディングドレスかぁ…綺麗なんだろうなぁ…プロデューサー、あずささんのこと泣かせたら駄目ですからね!」

「真ちゃんはウェディングドレスよりタキシードを…あっ、じゃなくて、えーと、あずささん、おめでとうございます!」

真ちゃんと雪歩ちゃんも…ありがとう、でも雪歩ちゃん?何だか別の事を考えてるようだけど…

「プロデューサーさん、あずささん、その…お幸せに…」

春香ちゃんも、少しさみしそうな、でも笑顔でそう言ってくれました。
…春香ちゃんも、やっぱりプロデューサーさんの事…

「まこと、めでたき事ですね。あずさ、運命とは、己の力で引き寄せるもの。あずさは見事、それを成し遂げた。素晴らしき事です」

貴音ちゃんが、私の手を取りそう言ってくれました。
貴音ちゃん…ありがとう。

「あずささーんっ!おめでとう!ハム蔵もおめでとうって言ってるぞ!」




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