過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」4
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/07/23(火) 23:52:00.97 ID:hNGXiUBs0
かつて妹達と初めて会った時とは違う。
あの時は見た目こそそっくりで驚愕したものの、少し話してみればまるで別人だった。
そこに呆然とさえしたものだが、番外個体は本当に生き写し。
美琴の奥底に僅かに芽生えた恐怖感。それさえテレスティーナの計算通りなのだろうか。
しかし今はそんなことを考えている場合ではない。
(ど、どうする、どうする……ッ!?)
この少女を倒すか。このまま殺されるか。
ここで自分が死ねば、障害はなくなりそのまま第三次製造計画は本格稼動を始めるだろう。
そうしてまたもたくさんの妹達が作られる。
戦わせるために。コストパフォーマンスの良い軍隊として。
そんなことは、絶対に許容できない。
「ちなみに第三次製造計画が本格的に動き出したらどうなると思う?」
そんな問いをかけられた。
決まっている。今考えた通りだ。
ただ戦わされるためだけに。利用されるためだけに。
世界に命が産み落とされる。ただの道具として。
―――本当に、それだけ?
「結論から言うと、ただミサカたちが作られるだけなんてことは絶対にない」
ゾワッ!! と。
美琴の中で嫌な予感が一気に膨れ上がった。
思い出す。妹達の能力のレベル。
かつて見た『量産型能力者計画』のレポート。
妹達のスペック。先ほど番外個体の放った鉄釘。
学園都市という土壌。この街に巣くう研究者共。
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