過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」
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262: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2013/07/27(土) 02:41:20.85 ID:VEW4BzAj0

チラッと時計を確認する。……もう授業が始まるな。仕方ねぇ。



八幡「……由比ヶ浜。ここには荷物を置きにきただけなんだ。元々職員室に用事があって来ただけだから、俺はそろそろ行かなきゃならん」


由比ヶ浜「でも、まだ説明してもらって…!」


八幡「放課後にでもいくらでも説明してやるから。“部活を何日も休んで悪かったな”。“わざわざ注意させちまった”」



俺は静かになった教室で、大き過ぎず小さ過ぎない、全員に聞こえるくらいの声で言ってやる。



由比ヶ浜「……ヒッキー」


八幡「用事が終わったら俺は部室にいるから。じゃあな」




何かを言いたそうにしている由比ヶ浜の横を通り抜け、教室から出て行く。
出て行く間際、複雑な表情をしている葉山と、一瞬だけ目があった。



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