過去ログ - モバP「凡人と第六感」
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153: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/01(日) 07:03:57.66 ID:GlcPGu06o
 彼女が居なければ、私が社長の言葉の意味を知ることはなかったかもしれない。私がこうやって、意識を変えることはなかったかもしれない。

 無能な凡人が、有能な凡人に出会い、そしてお互いがお互いに何かを感じた。それが、私の運命を変えたのだ、と私は思った。

「まあ、ともかくだ。契約書にサインをしてもらうのは後にするとして、君には早速だが仕事をしてもらいたいのだがね」

 社長は短兵急にそう切り出すと、私の肩を揺らす。

『な、何ですか?』

「うむ、今の所、このプロダクションはいろいろな場所からアイドルを集めているわけなのだがね。かなりの人数を集めたとはいえ、まだまだ足りないのだよ」

 社長は、私が状況を整理する間を与えないかのように、矢継ぎ早で言葉を紡ぐ。



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