過去ログ - モバP「凡人と第六感」
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178: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/09/09(月) 21:32:39.53 ID:0nmeJ36Po
「ほう、なかなか素晴らしい子を連れてきたね、Pくん?」

 翌日、私はシンデレラガールズプロダクションの社屋、四階に位置する社長室へとやってきていた。

 隣には、少し困惑と緊張の色を隠せない、千秋さんの姿がある。どうやら、思った以上にプロダクションの規模が大きいことに驚いているらしい。

『お言葉ですが、なかなかどころではありません。間違いなくトップアイドルまで登りつめます、彼女は』

 自信満々に、私はそう返す。

 結局、私は昨日一日――正確には一夜なのだが――かけて、彼女を説得し続けた。それこそ、閉店の時間が近づき、千秋さんが折れるまでだ。

 ぶっちゃけると、昨日はジャズ曜日だったが、演奏されたはずのジャズを一曲も覚えていない。マスターもあきれ顔だった。

 私個人としては正直、無理やり連れてきた感が否めないが、善は急げ、である。これが善と言えるかは少し疑問かもしれないが、少なくとも私は確信している。



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