15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/23(火) 13:25:47.24 ID:26c2UkQDO
その断言に各国の王たちはようやく自覚した。女勇者を狂わせたのは、紛れもなく自分たちなのだと。
そこで最も位の高い王が、言葉を付け足した。
「だが、あの者のせいで無関係な民の命が奪われているのだ。それを見逃せるわけがない。女王代理、それは分かっているな」
その問いに女王代理は「はい」と肯定した。
「分かっておるならいい。彼女には死を持って償ってもらう」
その発言に室内がざわめいた。
「で、ですが、陛下! それはつまり」
そして、彼は宣言した。
「ああ、戦争だ」
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