3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[suga]
2013/07/24(水) 03:43:54.02 ID:czhQi5c+0
かすかに埃っぽい教室には夕暮れの赤い光が降り注いでいる。
下校時間はとっくに過ぎ人気はない。
雪乃「や、やめなさい……」
そこに俺が氷の女王と揶揄した雪ノ下雪乃はいなかった。
雪ノ下が部長を務める奉仕部部室で、俺は雪ノ下雪乃を見下ろしている。
両手を背中で縛られた雪ノ下は蓑虫のように転がっていた。
雪乃「リスクリターンの計算と自己保身に関してだけはそれなりだと思ったのだけれど、見当違いだったかしら」
女だということを嫌というほど実感させられるこの状況で、込み上げてくる恐怖を押し込めて暴言を吐く様は流石の二文字に尽きる。
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