168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/30(火) 20:39:25.79 ID:sLmOP1Juo
立ち上がろうとして地面に付いたアルミンの肘が、がくりと折れた。
どうやらほとんど力が入らないらしい。
エレン「大丈夫かよ、随分疲れてるみたいだが……」
アルミン「ご、ごめん……ちょっと、しばらく立てそうにないかもしれない……」
立てなくなるほどの疲労、やけに荒かった呼吸、小刻みな震え、
そして自分の体への荷重の少なさ……。
彼の姿を見て、アニは全てに合点が行った。
アルミンはあの間、自分の体に顔を押し付けている間……
ずっと全身に力を入れて、できる限り棚の圧力を支えようとしていたんだ。
体力のなさは分かってるはずなのに、自分のためにずっと。
アニ「…………」
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