過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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282: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:16:58.41 ID:Y5RKnTkW0
加蓮はアバクーゾの被害を受けてしばらく立ち直れないでいたが、やっとの事で立ち直り、行く途中だったバイト先へ急いでいた。

怪人騒ぎのせいで多少の遅刻は大丈夫だと、店長が言ってくれたのがありがたい。

…さらに付近では多眼の怪物がでたという話もあるし、ここの治安が少し不安になる。
以下略



283: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:18:23.71 ID:Y5RKnTkW0
誰かとぶつかってしまった。…と思ったらそれは知り合い。

「あ、えっと、加蓮…どうしてここに?」

「人を探してて…こっちに来なかった?」
以下略



284: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:19:18.03 ID:Y5RKnTkW0
しかし、それと同時に狂気的な笑みも浮かべた。

「キシシ…でもね、夢の世界が現実になったら、いつでも会えるからね!それまで待ってて…!絶対に迎えに行くから…!」

自分の存在が異端であると決して認めようとしない。
以下略



285: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:20:29.82 ID:Y5RKnTkW0
「…んー奈緒が目を覚ましそう…?うーん…どうしようかな…」

奈緒の意識が目覚めた時に腕や耳が人の物に戻っていたらさすがにまだ目覚めていない能力にも気付くだろう。だから今はいつもの奈緒の状態に戻してある。

『お兄ちゃん達』『お姉ちゃん達』も、夢の中で加蓮との会話の邪魔にならないようにしてはいるが…
以下略



286: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:21:51.09 ID:Y5RKnTkW0
「あーば、くぞー!」

「いい加減、降参したらどうだぁ!」

そんな事を考えていると、路地裏の狭い道を、もふもふな怪人と空を飛ぶ女の人が追いかけっこしながら通り過ぎた。
以下略



287: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:23:39.38 ID:Y5RKnTkW0
アバクーゾは全力で涼から逃げていた。逃げ足には自信があったが、相手が空中を浮いて追いかけているからか距離は変わらない。

それに鋏で毛を切られつつあることが尚更恐怖を煽る。

そんな追いかけっこの途中、路地裏の上から道を塞ぐように泥が降ってきた。スライムのように形をある程度保ちながら。
以下略



288: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:25:58.23 ID:Y5RKnTkW0
「…お前の事…忘れないからな…」

涼はそのまま後ろに全力ダッシュした。

「あばくぞー!?」
以下略



289: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:27:05.60 ID:Y5RKnTkW0
『拒絶しないで』

『受け入れて』

『認めて』
以下略



290: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:28:03.58 ID:Y5RKnTkW0
「ん…ここは…どこだ?」

奈緒はどこかもわからない路地裏で目を覚ました。

…別に体に異常はないようだ。
以下略



291: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:29:39.46 ID:Y5RKnTkW0
『ご主人様が寝てた間になんか知らないけど新しいのがきたねー』

『寝てる間に食べたのでしょう…アルパカでしょうか?でもハゲてますね』

『まあいいや。いらっしゃいませよろこんでー君も体がもう無いから僕らの一部になるんだー』
以下略



292: ◆zvY2y1UzWw[sage]
2013/08/02(金) 14:32:39.60 ID:Y5RKnTkW0
以上です。ナニカは無神論者ちゃん
アバクーゾは僕らの心の中に…割と悲惨な最期だね!


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