過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆lhyaSqoHV6
[saga]
2013/08/07(水) 07:40:44.78 ID:50kJ6ylUo
ミサト「それにしても、こんなに近づかれるまで気付かなかったのぉ?」
ミサトが当然の疑問を口にした。
本来、航宙艦程の質量を持った物体であれば接近を許す前にセンサー類が捉えるはずだ。
P子「敵艦隊は高度なクローキングデバイスを使用していた模様」
P子「ある程度の距離に近づくまで、こちらの持つあらゆるセンサー類から秘匿されていました」
メグミ「艦隊ごと覆えるほど遮蔽スクリーンを発生させるなんて、なかなかやるわね」
敵はどうやら新兵器を投入してきたらしい。
P子の分析結果を聞いて二人は思案する。
ミサト「新装備を持ち出してきた上にこの戦力って……」
メグミ「よほど私達を捕らえたくて仕方ないみたいね」
ミサト「やっぱり……P子ちゃんが目的かなぁ」
P子「それでしたら、私を明け渡せば、お咎めも軽く済むのではないでしょうか」
メグミ「まさか! そんな事の為にあなたを手放す訳ないでしょう」
ミサト「そうそう、P子ちゃんはもう私達の仲間なんだからねぇ」
P子「仲間……ですか」
メグミ「まあそれはそれとして、どう切り抜ける? ……取れる手段は多くないけれど」
ミサト「これはもうしょうがないかなぁ……P子ちゃん、ジャンプの用意お願い、無目標で」
ミサトの発言にメグミが顔をしかめる。
メグミ「……本気? 宇宙の何処へ飛ばされるか分からないのよ?」
ミサト「そうは言ってもぉ、通常航行で逃げようにも囲まれちゃってるし」
ミサト「どうせここから飛べる範囲のポータルは抑えられてるだろうし」
ミサト「他に手は無いよぉ」
メグミ「……まあいいわ、あなたに任せる」
空間跳躍──いわゆるワープを使って逃げた場合、飛べる範囲が限られているためすぐに座標を特定されて追い付かれてしまう。
そこで、行先を指定せずに空間跳躍を行う事で座標を特定されることは無くなるのだが……
行先を指定しないという事は、宇宙の果てに飛ばされそのまま戻って来られないなんてこともあるため、
真っ当な神経を持った者であれば取り得ない手段である。
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