過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆EBFgUqOyPQ
[sage]
2013/08/07(水) 22:49:40.93 ID:Xn7R3ISMo
「というわけで、貴女の部屋はここになります。でこれが鍵です」
アナスタシアはとあるアパートの一室の前で女性からその部屋のものであろう鍵を手渡されていた。
アーニャ「ダー、わかりました。よろしくおねがいします」
「こちらこそ、よろしくおねがいしますね」
女性はアーニャに微笑みながら言う。
「では私はこれで。私は代理ですから、本当の管理人さんは都合がついたら紹介しますね〜。ちなみになかなか面倒くさい人ですから覚悟しておいてください♪」
女性はアーニャに背を向けて階段を下りて行こうとしたが階段を下る音が途中で止まった。
「あらあら?文香さんじゃあありませんか。こんにちは〜」
「……どうも、こんにちは。茄子さん」
アーニャはその会話が聞こえてきた階段へ覗くように顔を出した。
そこには先ほどの代理管理人、鷹富士茄子ともう一人、瞳まで伸びた前髪にゆったりした服を着た女性が階段半ばくらいにいた。
下の方にいた、文香と呼ばれた女性がアーニャの存在に気づいたのか、隠れて視線の先が読みにくい目をアーニャの方へと向けた。
文香「……あの人は」
茄子「今日から入居したアナスタシアちゃんですよ」
茄子はアーニャの方へと視線を向けながら言う。
角から顔だけ出しているというのは失礼なのでアーニャは階段を下りていき茄子のとなりまで来る。
アーニャ「……オーチン プリヤートナ……あ、はじめまして、アナスタシアです」
文香「……はじめまして?鷺沢文香です」
なぜか軽く首をかしげながら自己紹介を文香はする。
それにアーニャも少し疑問に思い軽く首をかしげる。
なぜかお互いに首をかしげている状況に茄子も微笑みながらもつられて首をかしげる。
すこし沈黙が続いたがそれを茄子が破る。
茄子「そういえば文香さん今日はどういった用事ですか?Пさんは今日は出かけてるんですけど」
文香「……いえ、今日は大した用事ではないんです。ちょっとしたことなんで……」
文香は手に持った紙袋を少し前に出す。
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