過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆EBFgUqOyPQ
[sage saga]
2013/08/07(水) 22:50:43.52 ID:Xn7R3ISMo
文香「……羊羹です。Пさんと一緒に食べてください。ああ……アナスタシアさんにも分けてあげてください」
茄子「これはどうも〜。で用事というのは?」
文香「アナスタシアさんには申し訳ないのですが……できれば二人で話したいのです」
茄子「わかりました♪え〜と、じゃあアーニャちゃんは……」
文香「いえ、少しアナスタシアさんとも話をしてみたいので。……これから、予定がないのなら少し、待っていてくれますか?」
アーニャ「ダー……問題ないです。待ってますね」
茄子「わかりました。じゃあ管理人室へ行きましょうか〜」
茄子は文香の手を引いて階段を下りていく。
アーニャはその後に続いて階段を下りていき地面に着いたところで立ち止まり、そこで待つことにした。
二人は一階の管理人室へと入っていった。
その後、5分も経たないうちに文香は出てきた。
扉からは茄子が顔をのぞかせてアーニャに手を振っている。
文香「……お待たせしました。せっかくなのでこの辺りを少し歩きながら、話しませんか?」
アーニャ「ニェート……いいえ、ほとんど待ってませんよ。じゃあ、少し歩きましょう」
二人は話をするはずだったのになぜか無言のまま街の中を歩いていく。
人通りが全くないわけではないが、ちらほらと見かける人が静かに歩いている。
文香「あ……ここでさっきの羊羹を買ったんです。ここの和菓子……おいしいんですよ」
とある和菓子屋の前で文香が沈黙を破る。
アーニャ「なるほど……覚えておきましょう」
そう言いながら軽く店内を覗き込むアーニャを文香はじっと見ている。
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