過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:12:11.75 ID:DSeWe+fJo
噛み砕かれ、啜られる音。
『拒絶しないで』
アバクーゾの反応が急速に消失していく。
以下略
661
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:12:46.15 ID:DSeWe+fJo
ヘレン「……この星に、こんなテクノロジーが? ありえない」
マシン「………」
残されたデータすべてにバックアップを取り、ヘレンが忌々しげにつぶやく。
以下略
662
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:13:26.34 ID:DSeWe+fJo
マシン「……データに一致するものはありませんでした。カースに近い性質かと思いましたが、しかし生物的すぎます」
ヘレン「そう……流石に賢いわ。あれは別物……生物の範疇を越えた、ね」
ヘレンがこめかみを指で叩く。
以下略
663
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:14:11.06 ID:DSeWe+fJo
ヘレン「私の命令だけを聞く、機械人」
彼女が作ったものは、決して従うことを無理強いされるわけではない。
そして、行動に対して一切の制限は設けられない。
以下略
664
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:14:41.84 ID:DSeWe+fJo
マシン「……違う、とは?」
ヘレンがまた、大きなため息を吐いたのを見てマシンが聞く。
それを望んでいるように見え、そうすべきだと『思考』したからだ。
以下略
665
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:15:11.17 ID:DSeWe+fJo
マシン「マム……?」
ヘレン「……あれは、もともとあるものを繋げて作ったメビウスの輪」
理解させるための言葉か、それとも整理のための独り言か。
以下略
666
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:15:51.83 ID:DSeWe+fJo
マシン「これは……刺突。斬撃ではなく、抉ることにより機動力と防御力を下げることを目的としているようです」
状況を分析し、マシンが言う。ヘレンはただディスプレイを見つめている。
マシン「いかがしましょうか、マム。どうやら逃走経路を予測されているようです」
以下略
667
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:17:15.08 ID:DSeWe+fJo
マシン「これは……?」
送られてくるデータがことごとく反転していく。
色調も、音声も、正常なものとは言えない。データ内容にエラーが交じる
以下略
668
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:18:29.37 ID:DSeWe+fJo
――結果から言えば、ハンテーンは負けた。
以下略
669
:
◆IRWVB8Juyg
[saga]
2013/08/11(日) 15:19:16.29 ID:DSeWe+fJo
――気まぐれで訪れた星だが、面白い。
彼女自身の指示とはいえ、彼女への忠誠を誓う機械人による支配者への殴打。
彼女が作り上げた、非戦闘用の生物型怪人自身の自己進化。
以下略
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