過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
↓
1-
覧
板
20
70
:
◆lhyaSqoHV6
[saga]
2013/07/28(日) 05:21:52.00 ID:ofTpPcLJo
同じ頃、車両の中の隊員達も赤外線カメラで目標の映像を眺めていた。
「暴れ疲れて羽根休めってか? ……呑気なもんだ」
「まあ、こちらにとっては好都合だがな」
理由は分からないが、目標はここ暫く動く気配が無い。
攻撃をするなら絶好の機会だ。
「発射準備完了しました、本部の指示を待ちます」
司令『いいぞ! 我々を地べたを這いつくばる者と侮るとどうなるか、敵に教えてやれ!』
「了解!」
「目標、敵飛行型! 諸元入力完了!」
「レールキャノン、発射!」
突然、辺りに眩い閃光と共に耳当ての上からでも響く衝撃音が轟く。
ピィ「うおっ、まぶしっ」
ピィ「って……え……あれ?」
何が起こったのかと、ピィは辺りを見回すが静寂に包まれている。
いつの間にやら、車両から発生していたモーター音は聞こえなくなっていた。
ピィ「今……撃ったんですか?」
椿「はい、撃ちましたよ……詩織ちゃん、どうですか?」
ピィ「(えっ……弾とか、何にも見えなかったぞ)」
椿が双眼鏡を覗いて着弾観測をしていた詩織に尋ねる。
詩織「命中はしたわ……したけど……」
「弾道が少し逸れた! 撃破ならず!」
「クソッ! 砲身の調整が未完全だったか!」
司令『我々に二の矢は無い、諦めろ』
浮足立つ隊員を司令が諌める。
司令『あの忌々しい飛行型を叩き落としてやったんだ、十分な成果だ』
司令『後は現地の地上部隊に任せればいい』
「……」
司令『作戦は成功だ、帰還しろ』
「了解しました」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/644.22 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1374845516/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice