過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part5
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774: ◆lhyaSqoHV6[saga]
2013/08/12(月) 08:52:00.72 ID:S3u6ofFeo


ミヤビ「着いたよぉ」

雅に案内されて辿りついた場所は、住宅地の中にある何の変哲もない公園だった。

博士「(ここが……? 何もないじゃないか)」

ミヤビ「こっちこっち」

雅は躊躇うことなく草木をかきわけ雑木林の中へと入っていく、博士も言われるがままそれについていく。

ミヤビ「うん、誰にも見られてない……準備オッケーだよぉ♪」

雅の言葉が途切れると同時に眩い光に包まれ、博士は強い光量に反射的に目を閉じる。
次に目を開けた時には辺りの景色が一変していた。

博士「ここは……?」

周囲を見渡してみたところ、どうやら建物の中に居るらしい。
壁や天井や床は金属の様な材質で出来ている。

ミヤビ「ここはみやびぃたちが乗ってきた宇宙船『ノーティラス』の中だよぉ」

ミヤビ「これもママが作ったんだ♪」

博士「宇宙船……そうか、なるほど……」

どうやら、先の公園から転送装置の類によって瞬間的に移動してきたらしい。
異星の技術であるならば、理解しがたい現象が起こっても原理はどうであれ得心が行く。

ミヤビ「ママはこっちで寝てるの……みてあげて?」

常に爛漫であった少女が、顔色を曇らせ遠慮がちに言う。
その様子に博士は嫌な予感を募らせる。

博士「ああ……わかったよ」


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