過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/27(土) 00:16:15.45 ID:sm8a3fLu0

――――――数日後


千冬「つまり、どういうことだ」

医師「それが、織斑くんは全身の内臓破裂や複雑骨折もなく九死に一生を得てこうして安静となっていますが、」

医師「それでも全治数ヶ月、あるいは命に別条はなくても再起不能と判断できるほどの怪我が、

医師「ここ数日で回復の兆しを見せたんです」

山田「そんな奇跡のような話が……」

鈴「よかった……」

セシリア「本当ですわ」

箒「本当によかったですね、織斑先生!」

千冬「あ、ああ……」

千冬「だが、私はまた弟を危険な目に合わせてしまった!」

千冬「教師失格以前に肉親の愛情すら疑われる次元だ!」

箒「織斑先生、それは考え過ぎでは!」

千冬「おそらく、あのISのことを弟は知っている」

千冬「私でもあれだけのイグニッションブーストによる高速戦闘はしたことがない」

千冬「「最適化」もされていない『白式』でアレの再現は今後一切不可能だろう」

千冬「それだけ執念がこもった一戦だった」

千冬「誰に対しても温和な弟がここまで相手を追い詰めようとする相手となれば、」

千冬「“師匠”を殺害したというIS、あるいはその系列の機体しか私の思い当たる相手はいない」

一同「………………」

千冬「だからこそだ。私はまたしても弟を見誤ってこうして追い込んでしまった」

千冬「『弟ならできる』という公私入り混じった期待感と私の甘さがまた招いたことだ」

千冬「もし三度目があるならば、私はどうして弟に顔向けできよう」

鈴「織斑先生……」


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