過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/26(金) 22:52:01.57 ID:RSWVhOEU0
――――――同日、夕方にて。
一夏「(今日は初日なのに大変な一日だったな。女の子にまとわりつかれて学園の探検が遅れたし、男子トイレが1箇所しかないとか…………)」
一夏「(……せっかく懐かしい学校生活なのに早速突っかかっちゃった。今でも心臓の鼓動が大きく弾んでいる)」
一夏「(でも、放っておけなかったし……)」
一夏「(“じィちゃん”、俺、頑張れるかな? “じィちゃん”の言われたとおりにできるかな?)」
一夏「えっと、この部屋だったっけ? うん、鍵は合っている。ここだ」ガチャ
一夏「…………この学園の寮が全部ダブルなのは把握しているけど、これから毎日『隣には誰もいないベッド』があるのか」
一夏「できれば、そんなの撤去させたいんだけど。どうせ、俺以外にISが使える男性なんて出てくるわけないし」ハア
一夏「……疲れた。まだ初日なのにこんなにもクタクタだ」
一夏「“じィちゃん”に預けられてからは集団生活なんてしてこなかったから、ドキドキ感がまだ少しだけ止まらない。慣れてはいくんだろうけど」
一夏「こうして好奇の視線に晒されて、すっごく落ち着かなかった」
一夏「それでいて、部屋に帰っても誰もいないという虚脱感……」
一夏「思ったより疲れるわけだ……」バサッ
一夏「(いい寝心地……これから毎日このベッドで眠るのか……こんなのに身を預けていたら天国にいる“じィちゃん”の所に逝きそうで怖いな…………)」
一夏「ZZZZZZZZ」
箒「…………い、一夏」ゼンラデイチカノヌギステヲダキシメテイル
――――――それから、
箒「起きろ、一夏。朝稽古の時間だぞ」
一夏「……うん、わかったよ……箒ちゃん」
箒「まったく世話の焼ける///」ホオヲナデル
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