過去ログ - 一夏「おれ……えと、私は織斑一夏と言います」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/07/27(土) 01:20:39.99 ID:sm8a3fLu0

一夏「よし、シャルル! 戦術は考え尽くしたから、後は実際の連携の具合の確認といこう!」

シャル「任せて、一夏!」

女子「ユウジョウッテスバラシイナ」

箒「はあ、一夏はシャルルを選ぶのだろうな。水魚の交わりとはあんな感じなんだろうな」

一夏「よし、アリーナに到着!」

シャル「ねえ、一夏、あれ!」

箒「セシリアと鈴、そして相手はラウラ・ボーデヴィッヒか!」

一夏「………………!?」

一夏「何だあれ! 砲撃を受け止めた!?」

シャル「『アクティブ・イナーシャル・キャンセラー』、通称『AIC』だよ!」

箒「ISの空間移動制御――――ISの基本システム:PICの応用で、あらゆる物体のコントロールを強奪できる兵装だ!」

一夏「よくわかんないけど、Iフィールドビーム駆動のMSをIフィールドバンカーで動きを封じるのと似ているな」

シャル「……えっと、たぶんそんなイメージで合ってると思うよ」

箒「一夏は馬鹿だが阿呆ではないから、どう評価してやるべきか困る。知識は無くても本質を見抜いているからな……」

一夏「でも、あれって使い所の難しそうな装備に思える」

一夏「一対一だったらまさしく最強だろうけど、力場を生成するためのエネルギー消費も凄そうだし、」

一夏「表情が力んで動きが鈍るってことは『ブルー・ティアーズ』と同じ、集中力を要する兵装なんだろうな」

箒「(ここからの距離でISドライバーのわずかな表情の変化も見逃さないか)」

箒「(それにここまでの分析力……)」

箒「(最初の頃のように『白式』以外の機体のことなどまるで知らなかったのにこうも……)」

箒「(ふふ、努力が無駄ではなかったことの証だな)」

一夏「あのラウラの黒いISって銃とか剣持ってないけど……」

シャル「でも、右肩のレールガンで遠距離に対応し、追尾する6基のワイヤーブレードで中距離を撹乱」

シャル「そして、至近距離で『AIC』で動きを止めた相手をプラズマ手刀で撃退する――――――」

箒「なんて隙のない機体だ!」

一夏「でも、そんなに強いんだったら何で制式採用しないんだ?」

シャル「ああ、それは“強すぎるから”だよ」

箒「確かに、機体性能が高くなっていくと乗り手に要求する能力が必然と高くなっていく」

箒「『AIC』の実用化は各方面で進められてきた」

箒「だが、あそこまで実用的なものを搭載しているのはそれだけハイエンドな機体になっているはずだ」

箒「“使いやすさ”を犠牲にすれば“強さ”は簡単に手に入れられるってことだ」

シャル「それに武装もかなり特殊なもので固められている実験機だから、」

シャル「僕の『ラファール・リヴァイヴ・カスタムU』のように一般機の延長線上にある“使いやすい機体”でもない」

箒「だが、“使いやすさ”を度外視したあの第3世代型は圧倒的な強さだ!」

箒「『白式』では勝ち筋が見えないほどに……」

一夏「なるほど、あの黒い機体を使いこなせるラウラの実力は間違いなく本物ってわけか」

一夏「まさしく“強さ”の象徴…………」




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