7: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:06:59.26 ID:VPSFus+D0
公時「たのもおぉおおおおおおおおお!!」
頼光「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
綱「うはwwwwwwwwwwww耳イテェwwwwwwwwwwwwwwwww」
8: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:08:40.18 ID:VPSFus+D0
星熊童子「何者だ」
金熊童子「人間か」
公時「人里でひっそり暮らしてたんですけどおおおおおおおおおおおお!」
9: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:09:19.78 ID:VPSFus+D0
星熊童子「……成る程、半妖である事が晒され、村を追い出されたか」
金熊童子「昨日までの隣人を、我が身可愛さに放り出すとは……人とは野蛮なモノよのう」
頼光「んでこの辺で鬼さん達が集まってるって聞いたんで、ちょーっとお世話になりたいんスけど」
10: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:10:47.25 ID:VPSFus+D0
酒呑童子「酒と聞いて」ヌッ
金熊童子「ちょっとおおおおお!?」
頼光「あwwwwwwwww多分聞いた事無い酒っすよwwwwwwwwwwwwwwwww」
11: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:11:21.10 ID:VPSFus+D0
酒呑童子(人間では我らの酒宴に付き合えまい……ボロなどすぐに出る)ヒソヒソ
金熊童子(成る程。人間は人間喰わないそうですしね)ヒソヒソ
星熊童子(ふふ、今宵の宴は肉が増えそうじゃな)ヒソヒソ
12: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:12:07.41 ID:VPSFus+D0
頼光「いやいやサーセンwwwwwwwwwこんな歓迎会してもらってwwwwwwwwww」
酒呑童子「いや、つい最近いい肉が手に入ったのでな……お前達も腹を空かせているだろう?」
季武「もうペコペコっすwwwww」
13: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:12:57.13 ID:VPSFus+D0
酒呑童子「おいお前、ちょっと来い」
頼光「ないわー……こんなブスないわー……あ、なんスか?」
酒呑童子「いや、あれ有名な貴族の后だって聞いたんだけど」
14: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:13:47.52 ID:VPSFus+D0
頼光「……酒呑さん、コイツ、オレが捌いちゃっていいっスか?」
酒呑童子「え?あ、いや、構わぬが?」
頼光「はぁー、せっかくいい肉食えるって期待したのにブスとか、はぁー」
15: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:15:42.00 ID:VPSFus+D0
頼光「顔は悪かったけど肉は美味いじゃんwwwwwwwwwww顔は悪かったけどwwwwwwww」モグモグ
綱「マジ信じられねっすよwwwwwwwwwwあのツラwwwwwww」モグモグ
貞光「あ、醤油あります?」モグモグ
16: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:17:01.07 ID:VPSFus+D0
――数刻後
頼光「うはwwwwwwww毒酒呑んでもwwwwwwwww寝るだけとかwwwwwwwwwパネェ」
綱「パネェwwwwwww鬼パネェwwwwwwwwwww」
17: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:17:49.13 ID:VPSFus+D0
頼光「鬼の首!獲ったどー!」
四天王「「「「ウェーイwwwwwwwww」」」」
酒呑童子「む……」カッ
18: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:18:37.54 ID:VPSFus+D0
頼光「つーか鬼に噛み付かれてる兜ってカッコよくね?よくね?」
貞光「ねーわwwwwwww」
綱「何噛み付かれてんだよってwwwwwwwww」
19: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:19:32.51 ID:VPSFus+D0
――老ノ坂峠
地蔵尊「む、頼光殿一行か。おかえりなさいませ」
頼光「ウィーッス。鬼の首獲って来たっスよー」
20: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:20:25.65 ID:VPSFus+D0
頼光「あ、コレでいいっすか?wwwwwwwwww」
地蔵尊「うむ、都で身を清めるが良かろう」
綱「じゃ、お疲れ様でーすwwwwwwwwww」
21: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:21:14.79 ID:VPSFus+D0
頼光「でwwwwwwwwwなんだっけwwwwwwwwwwwww」
酒呑童子「せめて埋葬して下さいお願いします!」
頼光「どーしよっかなーwwwwwwwwwwwwwwwww」
22: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:22:06.14 ID:VPSFus+D0
頼光「さーてwwwwwwwwどーしよっかなーwwwwwwww」
綱「ホレわん公wwwwwwwwwwwコッチ来いwwwwwwwwwwww」
酒呑童子「やめて下さいお願いします!アレです!口内炎とか治せますから!」
23: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:22:43.00 ID:VPSFus+D0
こうして酒呑童子の首は老ノ坂峠に埋葬され、大明神として祀られる事となった
京の都を脅かす黒い影を払った頼光達は帝直々に褒美を賜り、都中にその名を再び轟かせた
しかし――
24: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:23:39.82 ID:VPSFus+D0
安倍晴明「この度の鬼退治、まことに大儀であった……じゃが……」
晴明「お主らから人の血の臭いがするのは、どういう事かのう?」ピキピキ
頼光「……」
25: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:24:25.27 ID:VPSFus+D0
――大江山、鬼の棲家
星熊童子「……ん」パチッ
星熊童子「あー……呑み過ぎた……おい金熊、灯り付けてくれ」
26: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:24:52.05 ID:VPSFus+D0
「人より怖いモノは無し」という教訓を得た鬼達は
その後、離島に移り住んでひっそりと暮らしたという
27: ◆gKIVhd2ytqPb[saga]
2013/07/27(土) 23:27:53.28 ID:VPSFus+D0
以上、お粗末様でした
頼光さんは結構ファンキーというかアブナイ人だと思うの
>>4
他に人間の母が龍から授かった説、普通の人間説などなど諸説御座いますね
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