過去ログ - 【オリジナル】須賀さん「安価で女子サッカー部をつくる」
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166:宮崎の場合7 ◆qlrV3AmIJk[saga]
2013/08/17(土) 00:06:10.81 ID:fJz/FkC80

―宮崎の家―

宮崎「たしかここに……」ゴソゴソ

宮崎「……あった」


その夜、私は物置にしまっておいた自分のサッカーボールを久し振りに取り出した。


宮崎「……ん」トン

トントントトン・・ポテン・コロコロ

宮崎「……やっぱり鈍ってるな」


案の定、ボールリフティングはたいして続かなかった。


宮崎父「お!? 嶺花、サッカーか? サッカーするのか!?」

宮崎「……別に」プイ

宮崎父「ボールなんか持ち出して! サッカーするんだろ!?」

宮崎「(う、鬱陶しいな)」

宮崎父「サッカーしようぜ!!」

宮崎「おやすみ」タタッ


―次の日の朝―

宮崎「……おかしい」トンタッタットンタッタッ,,,


リフティングしたあとも文字を読むことが出来なかった。やはりあれくらいではサッカーをしたことにならないのだろうか? 取り敢えず私は日課である朝のジョギングをドリブルしながらやってみる事にした。


川原「あら?」

宮崎「川原さん? どうしてここに……」


毎朝走っている公園に、何故かジャージ姿でサッカーボールを持っている川原さんがいた。


川原「奇遇ですね。実は私、ドリブルが上手く出来ないもので今日から朝練をしてみようかと……」

宮崎「ふーん、頑張ってね……じゃ」

川原「ちょっと待ってくださいよー」ガシッ

宮崎「う……なに?」

川原「宮崎さんドリブル上手いですね! 私にも教えて……」

宮崎「それほどじゃないよ……じゃ」

川原「ちょっと待ってくださいよー」ガシッ

宮崎「……なに?」

川原「ドリブル教えてください」ニコッ

宮崎「教えられるほど上手くないから……じゃ」

川原「ちょっと待ってくださいよー」ガシッ

宮崎「…………じゃ」

川原「ちょっと待ってくださいよー」ガシッ





根負けした私は川原さんにドリブルを教える事になった……。


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