過去ログ - エイラ「私と付き合ってくれないか」
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10:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:28:47.60 ID:oKQyQEO70
「……サーニャちゃん。あの、さ……大事な話があるんだ」
11:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:31:46.44 ID:oKQyQEO70
「私は……一目見た時から、キミのこと……サーニャちゃんのことが好きだった」
12:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:33:47.39 ID:oKQyQEO70
無言。
お互い、またしても無言。
13:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:35:19.46 ID:oKQyQEO70
「貴女を音楽室の外で見つけた時。
最初はただの嫌がらせだと思っていました。
14:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:37:29.00 ID:oKQyQEO70
そして私は気になった。
どうして私のピアノを聴きに来てくれるのか。
15:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:38:55.07 ID:oKQyQEO70
でも。
そんな楽しい思いをすると、私は怖くなった。
16:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:42:01.73 ID:oKQyQEO70
このまま一緒にいて楽しく過ごしていても、いつかは別れが来る。
それはとても寂しいんです。
17:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:43:04.49 ID:oKQyQEO70
彼女の抱いていた現実は、私の理想とは、もう既にかけ離れていた。
私は彼女の言葉に、何の反論も出来ず、ただ苦し紛れに話しかけることしかできなかった。
18:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:46:52.22 ID:oKQyQEO70
「……そうです。その通りです。
19:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/07/29(月) 22:48:46.38 ID:oKQyQEO70
彼女はそこまで一気に捲くし立てると、一礼してから走り去っていった。
私は、声をかけることができなかった。
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