過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
↓ 1- 覧 板 20
502: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:09:29.63 ID:UXHW0AGS0
京介「はは……まさか」
桐乃「てゆうか、逆でしょ。 京介が風邪を引かないのはそれが原因だと思うケドぉ」
京介「……前に引いたろ。 お前が看病してくれた時」
503: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:09:56.13 ID:UXHW0AGS0
京介「それならそれでいいよ」
俺はそれが面白く、笑いながらそう言った後、続ける。
京介「……ああ、それでさ」
504: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:10:24.57 ID:UXHW0AGS0
……嫌そうな顔するんじゃねえ! お前がくれた物だろうがよ!
京介「あれな。 今、使わせて貰う」
俺は桐乃に告げると、財布からその紙切れを取り出す。
505: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:10:53.54 ID:UXHW0AGS0
京介「……例えば?」
桐乃「その……アレをアレしろとか。 そういう系」
ジェスチャーを付けるな! 見ている俺が恥ずかしいだろ!
506: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:11:24.49 ID:UXHW0AGS0
京介「えっとな、じゃあ」
俺はその紙を桐乃に渡し、言う。
京介「桐乃の場合、言っておかないと分かってないかもしれないから、言っとく」
507: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:11:51.54 ID:UXHW0AGS0
俺が言うと、桐乃は驚いたような……嬉しいような、そんなのが混ざった様な顔をしていた。
京介「……聞いてくれるか? この命令……っつうか、約束っつうか」
桐乃「……あんたのことだから、どうせ「コスプレしてくれ」とか「一日敬語で話してくれ」とかゆうのかと思った」
508: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:13:15.95 ID:UXHW0AGS0
桐乃「でも……うん。 良いよ。 分かった」
京介「おう。 サンキュー」
これが、黒猫と沙織が待つ場所へ行く道中の会話。
509: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:13:48.42 ID:UXHW0AGS0
今から数ヶ月前の話。
桐乃が修学旅行に行っていて、俺と沙織と黒猫と、三人で今日のことを決めた時の話だ。
黒猫が提案した桐乃へのサプライズだが。
510: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:15:15.06 ID:UXHW0AGS0
「それぞれ合った衣装を着て、BGMであの電波ソングでも流しておけば、涙を流して喜ぶと思うのだけど」
「ほほー。 なるほど。 確かにきりりん氏が喜びそうなアイデアですな」
「でもよ、あいつは俺が連れて行くんだぜ? 俺はどーしたら良いんだよ。 予めコスプレとかしてたらばれるだろうし、何よりその格好で外を歩くのは嫌だぞ……」
511: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:18.85 ID:UXHW0AGS0
「その場では?」
「……まあ、良いわ。 クリスマスは基本、ビッチとチャラ男が仲良くする日でしょう? 後は自分で考えなさい。 このチャラ男が」
「……お前そろそろ怒るぞ?」
512: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/10(土) 13:18:46.26 ID:UXHW0AGS0
桐乃「うはー! あんたそれどうしたの? アルちゃん似合ってないし! ウケる〜!」
黒猫「うるさいわね。 わたしもこんな格好より、どうせならダークウィッチの方が良かったわよ」
桐乃「メルルにまで厨二持ち込まないでくんない? ダークメルちゃんはそんなんじゃないっつうの」
1002Res/362.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。