過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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643: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:07:29.89 ID:JjeiV/ra0
桐乃「……そこまで言われると、ちょっとムカつくんですケドぉ」
京介「お、おう……悪いな」
桐乃「ふん。 それよりお風呂空いたから、入って来ちゃいなよ」
644: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:08:09.21 ID:JjeiV/ra0
風呂から出て、今はコタツに入りながら本を読んでいる。
桐乃は正面に座っていて、何やら先ほどからそわそわした様子。 多少、それが気になるな……。
桐乃「ね、ねえ。 京介」
645: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:09:12.22 ID:JjeiV/ra0
こんな場合は多分、それだと思うからな。 ついでに時計を見ると、時刻は22時。 明日は俺も桐乃も休みだし、夜更かしすることとなっても構わないか。
桐乃「……そ、相談とは……ちょっと違うかな」
……だとしたら、何だ? こればっかりは見当がつかねえな。
646: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:09:44.13 ID:JjeiV/ra0
桐乃「で……でね」
桐乃「……」
何かを言おうとし、桐乃は押し黙ってしまう。
647: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:10:25.44 ID:JjeiV/ra0
京介「あ、ああ、良いぜ。 言ってみろよ」
桐乃「う、うん」
俺がそう言うと桐乃は頷き、胸を片手で押さえながら、ゆっくりと口を開く。
648: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:10:54.87 ID:JjeiV/ra0
桐乃「……ダメかな?」
いつになく顔を真っ赤にして、桐乃は言う。 上目遣いで俺のことを見ながら、目をうるうるとさせて、手を忙しなく動かしながら。
京介「お、おおお俺は別に構わんがっ!?」
649: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:11:20.34 ID:JjeiV/ra0
桐乃「そ、そか。 ふひひ」
特徴的な笑いを漏らし、桐乃はその場で立ち上がる。
京介「……ど、どした?」
650: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:11:56.44 ID:JjeiV/ra0
京介「……桐乃?」
桐乃「良いでしょ? 隣でも」
京介「お、俺は別にいいけど……」
651: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:12:23.93 ID:JjeiV/ra0
桐乃「……京介」
京介「な、なんだ?」
桐乃「何でもない。 あは。 呼んでみただけー」
652: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/13(火) 13:12:54.88 ID:JjeiV/ra0
京介「おう……桐乃」
桐乃「……なに?」
京介「な、なんでもねー。 呼んでみただけだ」
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