過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
1- 20
707: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:38:47.84 ID:+HZlmNrm0
しかとかよ! せめて頷くかしろって。

京介「……何読んでんの?」

なんとなく、その本には見覚えがあった。 ええっと。
以下略



708: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:39:25.89 ID:+HZlmNrm0
と思ったが、案の定桐乃から声が掛かる。

桐乃「へえ? あたしが風邪で寝込んでるのに、ほっといてどっか行くんだ?」

京介「……すんません」
以下略



709: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:39:56.63 ID:+HZlmNrm0
桐乃「ふうん」

ぱらぱらとページを捲り、桐乃は言う。

京介「て、てか……どうやってそれ見つけたの?」
以下略



710: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:40:27.70 ID:+HZlmNrm0
それでお前は定期的にそういうのを探しているってことか。 やめてください。

桐乃「で、何かゆうことは?」

京介「あ、あはは……えっと」
以下略



711: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:41:10.83 ID:+HZlmNrm0
京介「そう言って貰えるとすげえ助かるが……」

桐乃「だから、今度は一緒につくろ。 アルバム」

桐乃は笑顔を俺に向けながら、そう言うのだった。
以下略



712: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:42:17.89 ID:+HZlmNrm0
桐乃「……だから、あたし用に一枚写真とろ。 それで許したげる」

京介「そ、それって……お前がその写真で何かするってことか……?」

俺が言うと、桐乃は熱で赤くなっている顔を更に赤くさせ、言う。
以下略



713: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:42:50.71 ID:+HZlmNrm0
京介「分かったよ……で、どんな写真撮ればいいの?」

桐乃「ヒミツ。 とりあえず準備してよ」

京介「……準備?」
以下略



714: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:43:18.61 ID:+HZlmNrm0
桐乃「うん。 じゃあ、ほら」

桐乃は言い、俺に向けて両手を差し出す。

……つまり、抱っこしろってことだよな。 普通に考えたら。
以下略



715: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:43:45.06 ID:+HZlmNrm0
京介「これで良いか?」

桐乃「ひひ。 おっけおっけ。 あんま時間無いから、ちゃんとカメラの方向いてね」

京介「へいへい」
以下略



716: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:44:11.37 ID:+HZlmNrm0
桐乃「これが最後の指示ね。 はい」

そう言われ、桐乃の方に視線を移すと、目を瞑り、ほんの少し笑っている桐乃の顔が見える。

……ああ、はいはい。 そういうことかよ。
以下略



717: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/14(水) 13:44:37.51 ID:+HZlmNrm0
京介「……満足か?」

写真撮影が終わり、桐乃を布団に降ろしながら俺は聞いた。 桐乃は未だに目を瞑ったまま、口を開く。

桐乃「ぜんぜーん。 あたしが満足したと思う?」
以下略



1002Res/362.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice