過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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828: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:37:53.40 ID:mtmAVoWE0
そして、再び缶はコタツの上へ。
俺と桐乃はその缶を挟むように座っている。
桐乃「……京介ってお酒飲むっけ?」
829: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:38:20.13 ID:mtmAVoWE0
京介「と思ってたんだけど……桐乃が嫌って言うなら、飲まねえよ」
桐乃「あー。 実はさ」
桐乃は言い、先程置いたビニール袋を取り出す。
830: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:38:46.76 ID:mtmAVoWE0
桐乃「京介の思ってるのとはちょっと違うって。 あたしが無理矢理貰ってきたの。 お父さんにあげますって言って」
京介「……なんで?」
桐乃「だって〜。 ひひ。 興味あるじゃん? 少し」
831: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:39:13.65 ID:mtmAVoWE0
京介「……何故知っている」
桐乃「どうしてだろうねぇ〜? ふひひ〜」
恐ろしい奴だ。 絶対誰にもばれてないと思ったのに。
832: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:39:39.27 ID:mtmAVoWE0
桐乃「あたしはただ報告するだけだって。 問題無いっしょ?」
京介「一応、その報告する内容とやらを聞いても良いか?」
桐乃「京介がぁ、毎日毎日お酒飲んで、あたしに暴力振るってくるって相談する」
833: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:40:06.77 ID:mtmAVoWE0
ぶっちゃけた話、別に俺も真面目に生きろなんて言える立場じゃねえし、ある程度のことくらいなら良いんじゃねえの? とは思っている。
でもな、俺が恐れているのはそうじゃねえんだ。 こいつ、酒飲むとめっちゃ本性出すんだよ……。
普段当たりがキツイから……まあそれも、最近だと大分甘えてくるようにはなったけれど。 それもあり、酒を飲んだときのこいつはヤバイ。
834: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:40:37.83 ID:mtmAVoWE0
京介「……よし」
京介「じゃあ言うぜ。 桐乃」
京介「お前、酒飲んだときどんな状態になってるか自分で分かってるの?」
835: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:41:12.68 ID:mtmAVoWE0
冗談で言ったのは分かるが、それでも言われるとすげー恥ずかしいぞ。 嬉しいけどな。
京介「……もっと酷い」
桐乃「……マジ?」
836: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:41:59.14 ID:mtmAVoWE0
京介「ま、まあな……はは」
桐乃「……そーいえば、前にあたしがそうなったときの詳細ってまだ聞いてないんだケド」
京介「へ!? あの時はお前すぐ寝ちゃったからな! 特になんもなかったぜ!」
837: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:42:55.91 ID:mtmAVoWE0
京介「でもなぁ……」
と俺が言うと、桐乃はすぐ近くまで来て、座り込む。
俺の方に顔を向け、手を合わせ。
838: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:43:22.55 ID:mtmAVoWE0
桐乃「ひひ。 やったぁ!」
つうか、別に俺の許可が無くても飲めば良いのに。 わざわざ許可を求める辺り、可愛いぜ全く。
桐乃「じゃあ、コップ持ってくるね〜」
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