過去ログ - 京介「おかえり」 桐乃「ただいま」
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848: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:49:01.51 ID:mtmAVoWE0
いやまあ、確かに美味いけど……こいつどうなっても知らないぞ。
京介「……はいよ」
渡されたコップに口を付け、残りを飲み干す。
849: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:49:32.74 ID:mtmAVoWE0
てか……こいつ本当に大丈夫かな?
まだ口調とかは割といつも通りだし、この酒自体もそんなに強くない奴だから、平気なのかもしれんか。
京介「わーったよ。 今持ってくるから待ってろ」
850: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:49:59.04 ID:mtmAVoWE0
桐乃「おっけ! ほら、じゃあ早く座って座って」
京介「へいへい……」
俺は再度、桐乃の隣へと腰を掛けた。
851: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:50:25.37 ID:mtmAVoWE0
京介「き、桐乃……?」
桐乃「なに? 文句あんの?」
京介「……ねえけど」
852: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:51:11.71 ID:mtmAVoWE0
桐乃「えへへ。 おいしそー」
なんか、俺めっちゃ悪いことをしている気分になってきたぜ。 女子高生に酒飲ませて膝の上に座られてるってかなりヤバイんじゃないか? しかも妹だし。
……まあいっか!
853: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:51:58.40 ID:mtmAVoWE0
京介「お……結構美味しいな、これも。 ほら」
桐乃の体を抱き締める様に、俺は目の前にコップを差し出す。
桐乃「ほんと? ひひ。 いただきまーす」
854: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:52:29.77 ID:mtmAVoWE0
桐乃は俺から顔を逸らし、コップに入っているチューハイをちびちびと飲む。 多分、恥ずかしがっているのだろう。
俺はそんな桐乃の髪をとかすように触り、もう片方の手で抱き締める。
桐乃「……ほら、京介の番」
855: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:54:31.25 ID:mtmAVoWE0
桐乃「いいから。 早く」
言われ、不満に思いつつ、桐乃を抱き締めている手を離す。 ちくしょうめ。
桐乃「よいしょっと」
856: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:55:06.22 ID:mtmAVoWE0
桐乃は言いながら、俺のことをじっと見つめる。 普段なら逸らしそうな物だが、今日は全くその気配が見られない。
京介「……」
桐乃「……」
857: ◆IWJezsAOw6[saga]
2013/08/16(金) 16:55:33.38 ID:mtmAVoWE0
桐乃「ふひひ〜。 京介!」
桐乃は唐突に笑い出すと、俺に抱き着いてきた。 抱き着いたというよりかは、しがみつくの方が正しいかもしれない。
京介「あ、あぶねえよ。 コップ持ってるんだし」
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