過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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209: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/14(水) 00:56:40.37 ID:M+qnmSPO0
「わざわざそんなことまでして……俺に何か用でもあるのか」

「ちょっと二人で話がしたかっただけだよ。あと、これあげるよ」

そう言いながら爽やかな笑顔で俺にMAXコーヒーを手渡す。俺の好みがわかっているとはこいつもなかなかやる

じゃないか。一体どこから情報を…………いや、それ以上考えるのはやめておこう。

「どうも……」

もう一本持っていた自分の分を葉山が手に取ったところで、二人同時にプルタブを開けて飲み始める。温かい甘さが

体中に沁みわたっていく気がした。一息ついたところでまた葉山が話し始める。

「……何か君の方から訊きたいこととかもあるんじゃない?」

「いや…………別に俺はお前のことそんなに興味あるわけでも知りたいと思っているわけでもないし」

そりゃないとは言わないが、わざわざそれを聞いてどうなんだという感じだし、たぶん俺にとっても不利な結果になる

ことはわかりきっている。おとといの屋上での会話を思い返す限りでは。

「そうか……俺は興味あるんだけどな、君のこと」

「……」

いや、そんなことこっち向いて真顔で言わないで下さいよ葉山サン。なんか色々な意味で怖いんですが。海老名サン的な

意味でも。…………はやはちとかあり得ない、よね?ダメ、絶対。



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