過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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329: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:08:53.83 ID:AqEbN6PG0
もう俺は完全に戸塚の掌の上で遊ばれているような状態で、いつの間にか由比ヶ浜と会う約束をすることにされてしまっ

ていた。戸塚も俺の言葉を承諾と捉えたのか、満足した様子で自分の分のペットボトルのキャップを開けて飲み始める。

戸塚のその様子に、なにやら目がそちらの方に向かってしまう。かすかに開けられた唇、上下に動く喉……なんか妙に
以下略



330: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:12:17.70 ID:AqEbN6PG0
「ところで戸塚…………お前が最初に言っていた由比ヶ浜に告白するっていうのは…………嘘ってことでいいのか?」

「う〜ん…………まるっきり嘘かっていうとそうでもないんだけど」

「え?」
以下略



331: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:15:15.72 ID:AqEbN6PG0

「う…………ぜ、善処します」

「そんなこと言って誤魔化してもダメだよ、八幡。…………はい」

以下略



332: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:18:16.95 ID:AqEbN6PG0
「雪ノ下さんか…………う〜ん……でも、僕はどちらにしてもそんなに心配してないよ。八幡ならたぶん大丈夫」

「そ、そうなのか…………?」

戸塚にそう言われると、たとえ根拠がなくても信じたくなってしまう。しかし、それだけでフォローは終わらない。
以下略



333: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:22:00.38 ID:AqEbN6PG0
「逃げ道があるとどこまでも逃げる癖があるもので…………今となってはむしろ塞いでくれた方がありがたい」

「そう?それならいいんだけど…………」

また戸塚はこちらの顔を覗き込んできた。いや、ホントですって…………今回ばかりはもうどうしようもない。何もしな
以下略



334: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:36:22.14 ID:AqEbN6PG0
「さっき八幡が言ったんだよ?逃げ道を塞いでくれた方がありがたいって」

「そ、そういえばそうでした…………」

いかん……今の俺は迂闊なことは言えない。戸塚大菩薩様のこれ以上の追及を避けるためには現状で必要なことを潔く
以下略



335: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:54:38.07 ID:AqEbN6PG0
俺の相変わらずなネガティブな反応に、戸塚はまたポジティブな答えを返す。

「きっと戻れるよ。僕は由比ヶ浜さんと雪ノ下さん…………それに何よりも八幡を信じているから」

「そ、そうか…………」
以下略



336: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:57:52.03 ID:AqEbN6PG0
今回はこんなところで終わりです。次回は日・月あたりを目途に。さっき7.5巻を少し見たら修学旅行の日付が
載ってましたね。後で描写がおかしくならないように確認します。


337:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 00:59:40.24 ID:fm02ltWZo
乙乙


338:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 01:02:35.70 ID:yvIubsKRo
俺もう戸塚でいいや


339:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/24(土) 01:43:00.07 ID:+snzxaHuo
ちがう、戸塚がいいんだ


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