過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
1- 20
330: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/08/24(土) 00:12:17.70 ID:AqEbN6PG0
「ところで戸塚…………お前が最初に言っていた由比ヶ浜に告白するっていうのは…………嘘ってことでいいのか?」

「う〜ん…………まるっきり嘘かっていうとそうでもないんだけど」

「え?」

どどどどどういうこと?や……やっぱり戸塚は由比ヶ浜のことが好きってことなのか?それこそドドドドという擬音が

聞こえてきそうなところで戸塚がまた口を開く。


「由比ヶ浜さんは優しいからね…………僕も……気になったことがないわけじゃない。ただ…………割と早くに僕は

気づいちゃったから。僕が彼女を目で追っている時に、その本人の視線の先は……」

そう言ってこちらの目をじっと見つめられる。数秒間の沈黙の後、俺が耐えきれずに視線を外すと戸塚はふっと息をつく。

「そういうことだから…………早くしないと僕が告白しちゃうよ。八幡は由比ヶ浜さんが好きだってこと」

「戸塚大菩薩様、それだけは勘弁して下さい」

俺が手と手を合わせて拝むようにお願いすると、戸塚はあきれ顔でまたこちらを向く。


「じゃあ、八幡がさっき言ってた次のデートで告白することだね」

あれれ〜?おかしいぞ〜?俺はただ由比ヶ浜の予定を尋ねただけなのに、いつの間にか彼女に告白することになっている。

コナン君もビックリの誘導尋問。これは逃げられない。ヤバイ。今日の戸塚はヤバイ。YAIBAじゃなくて。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
937Res/580.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice