過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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◆QiIiNKb9jA
[saga]
2013/08/24(土) 00:12:17.70 ID:AqEbN6PG0
「ところで戸塚…………お前が最初に言っていた由比ヶ浜に告白するっていうのは…………嘘ってことでいいのか?」
「う〜ん…………まるっきり嘘かっていうとそうでもないんだけど」
「え?」
どどどどどういうこと?や……やっぱり戸塚は由比ヶ浜のことが好きってことなのか?それこそドドドドという擬音が
聞こえてきそうなところで戸塚がまた口を開く。
「由比ヶ浜さんは優しいからね…………僕も……気になったことがないわけじゃない。ただ…………割と早くに僕は
気づいちゃったから。僕が彼女を目で追っている時に、その本人の視線の先は……」
そう言ってこちらの目をじっと見つめられる。数秒間の沈黙の後、俺が耐えきれずに視線を外すと戸塚はふっと息をつく。
「そういうことだから…………早くしないと僕が告白しちゃうよ。八幡は由比ヶ浜さんが好きだってこと」
「戸塚大菩薩様、それだけは勘弁して下さい」
俺が手と手を合わせて拝むようにお願いすると、戸塚はあきれ顔でまたこちらを向く。
「じゃあ、八幡がさっき言ってた次のデートで告白することだね」
あれれ〜?おかしいぞ〜?俺はただ由比ヶ浜の予定を尋ねただけなのに、いつの間にか彼女に告白することになっている。
コナン君もビックリの誘導尋問。これは逃げられない。ヤバイ。今日の戸塚はヤバイ。YAIBAじゃなくて。
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