過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/28(土) 08:05:52.59 ID:IghFtewko
>>638
モテキの作者が連載してる漫画
何もせずに高校生活をなにもないバッドエンドで終えた主人公が階段から落ちる
目を覚ますと高校入学式の朝だった

以下略



642: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:42:26.53 ID:ZIkVuWD80
続きを投下します


643: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:44:33.74 ID:ZIkVuWD80
どうしてこうなった…………。


数十分後、自宅の最寄り駅にあるカフェのカウンター席に俺と雪ノ下陽乃は隣同士に座り、二人してコーヒーをすすって

以下略



644: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:46:50.34 ID:ZIkVuWD80
ともあれ、今そんなことを考えてもしょうがない。もう現に本人に会ってしまったのだから。余計なことを話さないよう

に神経を集中させた方がいい。あまり頭も働いている状態ではないのだし…………。俺が黙りこむと、陽乃さんが意地悪

そうな笑みを浮かべて少し顔をこちらに寄せて口を開いた。
以下略



645: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:48:56.63 ID:ZIkVuWD80
「手短にって言われたから、単刀直入に訊くけど…………比企谷くん、雪乃ちゃんのこと振ったっていうのは本当?」


最初からあまりに核心に迫られたので手許が狂いそうになり、持っていたカップのコーヒーに波が立つ。中身が零れない

以下略



646: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:51:59.09 ID:ZIkVuWD80

まさか文化祭の時の雪ノ下姉妹のあのやり取りを、こんなところで思い出すことになるとは…………。文化祭実行委員長

の相模を捜す時間を稼ぐために、雪ノ下がバンドの手伝いを姉にお願い――いや、命令――した。この私に一つ貸しを作

以下略



647: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:54:23.95 ID:ZIkVuWD80
さすがに俺の返答が意外だったのか、陽乃さんは計算ではない素のリアクションをした。彼女は俺の言ったことを反芻

するためか、しばらく沈黙する。周囲の空気が止まり、冷気が襲ってくるような気がして俺はもう一度カップを手に取り

コーヒーを一口飲む。ソーサーに置き直したところで、陽乃さんは怪訝な目でこっちを見てこう尋ねる。
以下略



648: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/28(土) 23:56:45.85 ID:ZIkVuWD80
「それで……もしもの話として…………OKするの?選ぶ権利のない比企谷くんは」

「…………しませんよ。それに選ぶ権利がないといっても、拒否する権利がないとは言ってませんし」

「……なるほどね」
以下略



649: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/29(日) 00:00:09.56 ID:dlzKvi+G0
「いや、ね?例えば……もう別れちゃったとは言ってたけど……下手に由比ヶ浜ちゃんなんかと付き合って、比企谷くん

が普通になっちゃったら面白くないなぁ、と思って」

「面白くないって…………俺は陽乃さんのおもちゃじゃないんですが」
以下略



650: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/09/29(日) 00:03:44.15 ID:dlzKvi+G0
ああ…………俺は彼女が本心でないことを平気で口にできるような人間であることを失念していた。しかし、さっきと逆

のことを言っている筈なのに何故かその時の口調や表情はまったく変わることがなかった。ということは、どちらも嘘?

もしくは――――?
以下略



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