過去ログ - 八幡「だから…………さよならだ、由比ヶ浜結衣」
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680: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 19:55:27.59 ID:lvwBCCDU0
「由比ヶ浜の様子がおかしいのは…………俺のせいだ。もしそのことで、三浦の手を煩わせたのだったら申し訳ない」

俺は頭を下げて、あくまで自分と三浦の間に起こっていることのみに焦点を絞って謝罪をした。しかし、そんなことを

三浦が望んでいるわけではないのは薄々わかっていた。だから、彼女が次に発した言葉にも別段驚きはしなかった。
以下略



681: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 19:58:26.30 ID:lvwBCCDU0
三浦が最後まで口にする前に、俺はそれを遮った。しかし、そんなことを言ったところで彼女が治まる筈もなく、

「あんたの問題は…………もうあんただけの問題じゃない。今も結衣を……巻き込んでる」

「そうだな。それは…………否定しない。……すまない」
以下略



682: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:04:01.59 ID:lvwBCCDU0

「だとして…………。結局のところ、あんたは……結衣の気持ちに……応えるつもりがあんの?それともないの?」

その質問に対する答えはもうとっくに決まっている。たとえその応え方が、由比ヶ浜結衣の望むものすべてを満たすもの

以下略



683: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:06:48.07 ID:lvwBCCDU0


「……問題そのものがすぐに解決するわけじゃない。俺の問題は、その……なんというか……海老名さんが抱えている

ものと似ていると言えばいいのかな。ただ、彼女と事情が違うのは…………俺の場合は最初から諦めるようなことはもう
以下略



684: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:09:47.15 ID:lvwBCCDU0

「ちょっと」

「……はい」

以下略



685: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:12:33.35 ID:lvwBCCDU0
「隼人のこと。修旅の後に隼人が雪ノ下さんに告白したのって…………あんたを庇うためためだったんでしょ?」

「な、何故お前がそれを……」


以下略



686: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:17:04.52 ID:lvwBCCDU0
「ま、薄々気づいてはいたんだよね。あーしが雪ノ下さんのこと嫌いなのってそういう理由もあったんだと思う。だから、

むしろハッキリわかって良かったかもしれない」

「でもお前、そのせいで今は葉山と……」
以下略



687: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:20:30.93 ID:lvwBCCDU0

「じゃ、そゆことで。結衣のこと……よろしく」

「あ、はい……」

以下略



688: ◆QiIiNKb9jA[saga]
2013/10/02(水) 20:23:05.40 ID:lvwBCCDU0
今回はここまでです。次回は金・土を目途に。

話を区切る場所を考えるとあと四、五回程度で完結できるかと思います


689:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/02(水) 20:51:43.02 ID:HvZ7S7p9o

がんば


690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/02(水) 21:24:28.80 ID:vaUMGDVgo
俺あーしさんになら童貞捧げられるわ


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