過去ログ - 由比ケ浜結衣「馬鹿にしすぎだからぁ!」
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2013/08/01(木) 14:57:37.33 ID:gZ1ECHNO0
「らぶれたぁ」

コンコン
結衣「あ、誰かきた」

雪乃「どうぞ」

平塚「し、失礼するぞ」

結衣「あ、平塚先生ー」

雪乃「珍しいですね。先生がノックをしてから入ってくるだなんて。何か御用ですか?」

平塚「い、いやなんだ。今日は実は君たちに折り入って頼みたいことが、あってね」

雪乃「頼みたいこと…。それは先生から奉仕部への依頼ということですか?」

平塚「む…うむ、まあそういうことかな。いや、依頼というか、相談と言ったほうが正しいのかも知れない」

雪乃「相談、ですか」

平塚「いや、まあ。なに、しょ、少々デリケートな問題でね。学生側からの意見も聞いてみたいと思ったんだ」

雪乃「はぁ、なるほど…。先生にはお世話になっていますし、そういうことでしたらおうかがいします」

平塚「そうか、助かるよ。雪ノ下」

雪乃「いえ…」

平塚「………」

雪乃「あの、内容を言っていただかないと相談に乗りようがないのですが」

平塚「あ、ああ!そうか、そうだな!すまん!じ、実は…」

平塚「せ、生徒からラブレターをもらったんだ」

結衣「ら、ラブレター!?」キャー

八幡「先生…。モテないのはしょうがないにせよ、妄想に走るのは死亡フラグですよ」

平塚「比企谷、歯を食いしばれ!」ドゴッ

八幡「ぐふぅ!」

雪乃「まぁ、先生は見た目は美人ですし性格さえ知らなければ憧れる男子生徒の一人や二人いてもおかしくないかもしれないですね」

平塚「ぐはぁ!」フラッ

八幡「お前がそれ、言っちゃうのかよ…」

雪乃「なにか?」

八幡「いや、別に」

結衣「だ、大丈夫ですよ先生!蓼喰ふ虫も好き好き?っていうじゃないですか!」

平塚「ぐほぉ!」ヨロヨロ

八幡「由比ケ浜…。お前にしちゃ珍しく言葉はあってるけどフォローにはなってないからな、それ」

雪乃「それで、仮にそれが本物だとして、それを私たちに相談して先生はどうなさりたいのですか?」

平塚「それはあれだ、やはり教職員という立場上、生徒からこういうものをもらっても困るのだ」ニヤニヤ

八幡「(嬉しそうだ…。いまの俺ならオドロキ君の腕輪なしで嘘を暴けるな…)」

結衣「すっごい嬉しそうだし…」

平塚「とにかく立場的にも、倫理的にも、校内の風紀的にも断らねばならないとだろう?ま、まぁ、どうしても、というなら卒業まで待ってもらわねばならないし」

八案「(まじかよ、この人…。もう見境なしなんじゃねえの)」

平塚「と、とにかく相手があまり傷つかず、私への思いを保ったまましばらくは身を引いてもらうことを伝える文章を学生の立場から考えてもらえないか」

雪乃「そういうことですか…。先生、返事を書くというのなら、とりあえず見ないことには始まらないですし、手紙を見せてもらってよろしいでしょうか?」

平塚「う、うむ、そうだな。これだ…」



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