28:1[saga]
2013/08/01(木) 23:55:50.39 ID:dwODWL1G0
さやか「それとマミさん、魔女って何なの?
魔法少女とは違うの?」
マミ「魔女というのはね、呪いから産まれた、恐るべき存在。
魔女達は絶望を蒔き散らして、不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災いの種をこの世界にもたらしている。
それにね、理由のはっきりしない自殺や殺人事件は、かなりの確率で魔女の呪いが原因なの。
形のない悪意となって、人間を内側から蝕んでゆくの」
さやか「そんなヤバい奴らがいるのに、どうして誰も気付かないの?」
マミ「魔女はね、常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないの。
ちなみに結界というのは、昨日あなた達が迷い込んだ迷路のようなところのことよ。
だから、あなた達は結構危ないところだったのよ?
あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰れないから……」
まどか「……」
マミ「ごめんなさい、怖がらせちゃったかしら?
でも、大事なことだから我慢してね」
まどか「はい、大丈夫です……」
さやか「それじゃあ、昨日あたし達を襲ってきたのが魔女ってことかな?」
マミ「いえ、あれは使い魔よ」
まどか「使い魔?」
マミ「魔女の手下みたいなものね」
さやか「あれで手下なの?
それじゃあ、ボスの魔女は……」
マミ「ええ、とても恐ろしい存在よ」
まどか「マミさんは、そんな怖いものと戦っているんですか」
マミ「そう、命懸けでね」
まどか・さやか「……」
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