30:1[saga]
2013/08/02(金) 00:01:29.22 ID:yf8Ne8Sg0
魔女の結界の近く
ほむら「巴マミ。
今日は私も一緒に着いていこうと思うのだけど、いいかしら?」
マミ「ええ、別に構わないわよ」
ほむら「ありがとう。
それと、一つ聞いてもいいかしら?」
マミ「何かしら?
暁美さん」
ほむら「どうして、この子達がここにいるの?」
さやか「……な、何だよ、転校生。
あんたはマミさんに付いていくっていうのに、あたし達は駄目ってわけ?」
ほむら「私は魔法少女よ。
あなた達とは違うわ」
マミ(テレパシー:暁美さん!
そんな風に言ったら―)
ほむら(テレパシー:ごめんなさい。
今のは失言だったわね。
でも、どうしてこの子達を連れて来たの?)
マミ(テレパシー:ごめんね。
一通り説明したら帰ってくれると思ってたのだけど……。
一度だけでいいから魔女退治の様子をどうしても見たいって言われて、つい……)
ほむら(テレパシー:ついじゃないでしょう!
あなた、やっぱり自分の活躍を誰かに見せたかったの?)
マミ(テレパシー:やっぱりって、どういうことかしら?)
ほむら(テレパシー:……いいえ、何でもないわ。
でも、あなたに説得を任せたのは失敗だったのかしら……?)
マミ(テレパシー:そんな……)
まどか「あの……。
ごめんね、ほむらちゃん」
ほむら「いえ、着いてきてしまったのならばもう仕方ないわ。
二人とも、私と巴マミのそばを絶対に離れないでちょうだい」
まどか「うん、分かった」
ほむら「美樹さやか。
あなたは?」
さやか「とりあえずは、あんたの言うことに従っておくよ」
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