過去ログ - [オリジナル]「好きなんて、言わなくたって」 
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/05(月) 20:45:05.21 ID:iZsJqUdW0
そして、そろそろ戻ろうかと思ったとき、突然
私を後ろから、心地よく締め付けてくる者がいた。


「おはよう、春子」


私は振り返らず、彼女の名を呼んだ。


しかしそれに彼女は、私をもっと、それこそ離さないと言わんばかりに
締め付けてくることで応えた。


「春子......?」


私はその行動に心あたりがないので、本人に直接聞こうと
彼女の締め付けから抜けようとする。


すると意外にも、その心地よい拘束は呆気なく解かれた。
そして私は振り返った。


「......どうしたんだい?」


見れば、彼女からは先ほどまでの安らかな表情は跡形もなく消え去り
変わりに、彼女の頬から熱いものが流れていた。


そしてそれが彼女を支配していた。


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