過去ログ - [オリジナル]「好きなんて、言わなくたって」 
1- 20
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 00:41:40.92 ID:MBEhXeX00

まず私は彼女を胸へと抱き寄せた。

そして彼女の、日の光に照らされてより艶めくなった銀白に
顔を埋めて、彼女から溢れるその良い匂いを堪能する。


しかし、そんな私がくすぐったいのか、彼女は私から離れようとする
が、私は彼女をより強く抱きしめ、否が応でも逃げられないようにする。



しばらくそんなやり取りが続いたが、やがて無理と判断したのか
私の胸に顔を埋め、いつもの呼吸より深く、長い呼吸を繰り返していた。


そうやって私達は、私達なりに、お互いが抱く、尊く純粋な
感情を、雲の縁が茜色に彩られるまで育んでいた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
46Res/28.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice