過去ログ - 照「咲が私をオカズにしてた・・・」
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73: ◆OdfYj4TIEc[saga]
2013/08/09(金) 21:03:45.76 ID:WhpkSQEIo
「もう、しょうがないなぁ」
そんな私を見て咲が言う。
やっと満足したのかと思ったけど次の瞬間咲は私の口を塞いできた。
手の位置は変わっていない。咲はキスすることによって私の声を封じたのだ。
喘ぎ声を垂れ流すために開いていた私の口から咲の舌が口内に侵入してくる。
口の中を犯すように動き回るその舌に自分のそれを絡めて止める。
私の胸を弄っていた咲の手は背中に回り、体が密着して胸同士が押し潰されていた。
むせ返るような汗と微かなカモミールシャインの匂い。重なりあった体から伝わる咲の体温。絡み合った舌。
その全てが官能的で甘美で、私は湧き上がる悦楽に陶然と酔いしれた。
最後にリビングでのキスよりも大きな水の音を響かせて、私と咲の唇は離れる。
二人で犬のように突き出した舌に唾液の糸が繋がっていた。
「お姉ちゃん、もう一回しよ?」
それを舐め取るようにして舌を口の中に収めた咲が囁く。
「明日・・・いや今日も雪かきしなきゃならないのに」
そう言いながらも私は咲の抱きしめた咲の体に体重をかけて押し倒した。
私は、私達はもう昔には戻れない。
これから多くのものを失い沢山傷ついていかなければならないだろう。
けれど私はもう逃げない。どんな重い十字架だって背負って生きてみせよう。
今度こそこの腕の中の大切なものを守るために。
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