過去ログ - 豪雨のせいで雪ノ下と二晩共にした。
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43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 16:15:45.69 ID:UFoBidbX0
その瞬間、俺と雪ノ下雪乃は恋人になった。
てかなに?女子に下の名前で呼ばれるってこんなに良いものなの?
今まで下の名前で呼んでもらったことないからすごい顔が緩む。
まあ、戸塚は八幡って呼んでくれるけどね。
残念ながら戸塚は男だ。
雪乃「顔がとても緩んでいるわよ?八幡?」
八幡「るっせ!好きな女の子に初めて下の名前で呼ばれたら誰だって照れるだろ・・・」
雪乃「す、好きな子・・・そ、そう・・・///」
そこには沈黙が流れる。
結ばれた恋人同士の最初なんてそんなものだろう。最初は妙に恥ずかしいものだ。
まあ、普通の恋人同士とか知らないんだけどな。
雪乃「八幡・・・わ、私のことも・・・その・・・えっと・・・」
八幡「ん?どうした雪乃?」
一番言って欲しいであろう言葉を俺は汲み取った。そして言ってやった。
流れとしては間違いないだろう。
それに、自分から要求するなんて普通恥ずかしいからな。
俺だったら自分から「八幡って呼んで!」とか絶対言えない。
雪乃「!?・・・べ、別になんでもないわ・・・///」
さっきより雪ノ下の顔が赤くなった。暗くてもわかる。
なんかすげーかわいい。なんかちょっとからかいたくなる。
八幡「なんだよ、言ってみろよ雪乃。」
雪乃「だから、なんでもないと言っているでしょう。」
八幡「素直じゃねえなぁ・・・。」ボソッ
雪乃「なにか言ったかしら・・・?」
八幡「いえ・・・なにも・・・」
そう言って俺は逃げるように反対を向く。
しかしこれエロゲーだったら絶対始まるよな。絶対体交わる。
あいつら避妊とかしないよな。そういう描写がないだけかもしれんが。
でもこれはエロゲーじゃない。しかしエロゲーと同じな点もある。
それは俺が避妊具を持っていないことだ。ぼっちにそんなもの必要ないからな。
雪乃「ふふ・・・。おやすみ・・・八ま―」
ピカッ!!!!!!ドッゴーーーン!!!!!!!!!ゴロゴロゴロ!!!!!!!
雪乃「ひっ!!!」ビクゥ
なんか寝る雰囲気のところで雷という邪魔が入る。
八幡「あー・・・その、なんだ」
振り向いて雪乃を引き寄せる。
八幡「こうすれば、多少は怖くなくなるだろ。」
雪乃「だ、だから怖くないと・・・」
相変わらず強がってる。まあそこがかわいいんだけどな。
八幡「はいはい。わかったわかった。」
雪乃「もう・・・。」
こうして、二人は眠りについた。
今日はもう特別なイベントなんてないだろ。
まあ雷で目が覚めることはあるかもしれないけどな。
しかし、誰かと同じ布団で寝たのなんていつ振りだろう。
正確な記憶なんてほぼない。
まあ、そんなことはどうでもいい。
今こうして、雪ノ下雪乃がここにいれば十分だ。
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