過去ログ - P「2人きりの」 あずさ「夏祭り」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/04(日) 02:46:09.62 ID:Gcyc0BGn0
「…プロデューサーさん」
「はい」
「…今だけ…今だけ、こうしていても…良いですか?」
俺の身体に、あずささんが身を預ける。
濡れた髪からは、ほんのりとシャンプーの香りがした。
「…」
何も話さず、ただ、こうしているだけで幸せだった。
竜宮小町にあずささんが抜擢されてからは、こうして二人の時間を作ることは殆どなかった。
「…私、内心では不安なんです」
「…」
「私は、事務所の子達の中でも最年長です…でも、最年長らしい事が、出来てるのかなって…」
「…」
「伊織ちゃんや亜美ちゃん、律子さん…ううん、他の子達にも、毎回迷惑をかけてはいないかって…」
「あずささん…」
あずささんの、珍しい弱音。
何時も、皆の後ろで微笑んでいる彼女も、内心ではそう言った不安を抱えていて、それを吐き出せないでいる。
そう、最年長だから、お姉さんだから…
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