過去ログ - 白菊ほたる「手を取り合って」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:35:06.39 ID:J9Yav5ZU0
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 事務所への帰り道、お腹のすいた私は買い食いに挑戦しようと思い立ちました。
行き先は事務所の隣にあるお結び専門店――メシヤさんです。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 18:35:47.89 ID:J9Yav5ZU0


  『腐ったリンゴは、周りのリンゴも腐らせます。
   お互い、腐らないようにしたいですね。
   ……プロ太郎さんのことですよ』
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:37:11.81 ID:J9Yav5ZU0
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  「ほたるさん……聖水をかけたら蒸発してしまいそうですわね……。
   やはり今一度、お仕事を選ぶようプロ太郎様にお頼みいたしましょうか?」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:37:51.04 ID:J9Yav5ZU0
 海苔をお寿司の水分で馴染ませた方が美味しいとの事なので、私は今少しお茶会に留まります。
随分と良くしていただいていますが、ここまでいたせりつくせりですとくすぐったい気がしてしまいますね。
理由を尋ねるとかつてお友達がアイドルをされていたとの事で、駆け出しアイドルである私を見ると老婆心が湧くとか?
どう見ても店長さんは20歳前後にしか見えませんけれど、それでも老婆ですか。
うーん……外国の方ですし、感性が違うのかもしれませんね。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:39:26.18 ID:J9Yav5ZU0


  『プロ太郎さんの臭い匂いがうつってはいませんか?
   勝利ばかりを追い求めていては、足元から腐り落ちますよ』

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:41:03.31 ID:J9Yav5ZU0
 ただ勝利を目指すだけであれば、私が用いたデバフ効果は実に有効です。
今回実力に見合わぬ勝利を求めた私は、対戦相手の彼女へ不幸を届けさせて頂きました。
桜の木の根元へ死体を埋めると鮮やかな花が咲くとの俗説が有りますが、ファンは犠牲の子羊を求めているのでしょうか?

 ならば犠牲を増やしましょう。より軽やかに花弁を散らしましょう。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:41:53.78 ID:J9Yav5ZU0
泰葉『あきらめちゃダメ……。すべてが去った後では……取り戻せないから』

ほたる「私は人形じゃありません……!
    負けてもいいんです。楽しいLIVEに勝敗は関係ありません」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:42:41.28 ID:J9Yav5ZU0
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  「カーク ヴァス ザヴート?……フッ、貴方のお名前は? と聞きました。……ミーニャ ザヴート アーニャ。
   アーニャは、ええと……ニックネームよ。私はアーニャ……アナスタシアです」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:43:38.04 ID:J9Yav5ZU0
アーニャ「こう見えてハーフだから、言葉は分かるんですよ。
     パパが見たら何を言うかな……?」

 アーニャさんは表情を消し一瞬で笑顔を取り繕った後、お花の香りを嗅いでいます。
今の動作はどこかで……。ひょっとして私、また何か怒らせるような事を言ってしまったのでしょうか?
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:44:09.82 ID:J9Yav5ZU0
ほたる「一緒に踊りますか? ふふ」

 例えお日様を浴び続けても、あのスズランは枯れずに頑張りました。
だからプロデューサーさんが望むなら、私はもう一度壇上へ上がって撮影やインタビューの御相手も出来ますよ。
手も顔もちゃんと洗ってきたんです。しおれていても……花は花ですよね、プロデューサーさん。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/04(日) 18:44:46.29 ID:J9Yav5ZU0


  『ほたるちゃんは、純真よね。
   私も貴女の様に、無邪気に何かを信じて一生懸命になりたいと思うわ。
   よりにもよってそれがプロ太郎さんというのは、どうにも納得できないのだけれど』
以下略



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