116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/19(月) 22:52:15.26 ID:MACozdxao
兄「ずいぶん買い込んだな」
女「まあ、ちょっと気合入れてるんでさ」
兄「休みの日に昼飯作ってくれるのは初めてだな」
女「ふふ。そうだね」
兄「長い付き合いだけど、おまえって本当に料理とかできちゃうの?」
女「ふふふ」
兄「何だ?」
女「意外性とかってマンネリの最良のスパイスなんだって」
兄「マンネリってまだ付き合ったばっかじゃん」
女「ちょっと早いけどさ。何か本能的にやばい気がして」
兄「何で? 俺は別に」
女「自分じゃわからないものなのかもね」
兄「本気でおまえの言うことはわからん」
女「まあいいよ。あんたがどんなに妹ちゃんのことを好きだったとしても、絶対にあたし
の方に振り向かせてみせる」
兄「つうか、もう俺さ。おまえに告ったじゃんか」
女「え」
兄「・・・・・・だからさ。恋人同士になったんだろ、俺とおまえって」
女「うん」
兄「だからさ。もういいじゃん。兄友のことも妹のこともさ」
女「本気で言ってる?」
兄「ああ」
女「信じちゃうよ」
兄「何だよ。信じていいよ」
女「・・・・・・本気にするからね」
兄「女?」
女「何でもない。ご飯作るからもう邪魔すんな」
兄「お、おう。わかった」
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