115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/19(月) 22:51:44.55 ID:MACozdxao
<つうかおまえ前とキャラ変わりすぎ>
女「こら起きろ」
兄「うおっ」
女「あんたちょっと寝すぎ」
兄「悩んでるんだよ言わせるな」
女「本気で悩んでいるやつがあんなに気持ち良さそうに眠るか」
兄「まあ、春だし寝不足だし。でも悩んでいるのは嘘じゃねえよ」
女「迷うことないじゃん。妹ちゃんを見返してやれよ」
兄「いや、俺は別にそういうのは」
女「何で? 妹ちゃんに振られたことがまだ割り切れないんでしょ?」
兄「うん。今でも胸の中はぐちゃぐちゃだよ」
女「あたしが彼女になったのに?」
兄「あ」
女「やっぱりね」
兄「ち、違う。つうかごめん」
女「どっちだよ」
兄「悪い」
女「ずっと妹ちゃんに黙っているつもり? あたしと付き合っていること」
兄「いや。そんなつもりはねえけど」
女「けど何? まさかあたしと付き合っていることを妹ちゃんに知られたら、妹ちゃん
が傷付くとでも考えている?」
兄「いくら何でもそこまで楽天的じゃねえよ」
女「じゃあ未練がある? あたしと一緒のところを見られたらもう本当に妹ちゃんと終っ
ちゃうとか考えてる?」
兄「そうじゃねえよ」
女「じゃあ、あたしのこと妹ちゃんに紹介して。俺の彼女だって」
兄「・・・・・・」
女「・・・・・・」
兄「・・・・・・あのさ」
女「ごめん」
兄「え?」
女「ごめん。ちょっと急ぎ過ぎた。やだな、あたし。これまで付き合ってたときだってこ
んなに嫌な女になったことないのに」
兄「いや。多分俺が優柔不断なせいだよ」
女「・・・・・・あたしのこと嫌いにならないで」
兄「え? つうかおまえ前とキャラ変わりすぎ」
女「今日、あんたの部屋で寝てもいい? もう妹ちゃんのことは言わないから」
兄「別に・・・・・・いいけど」
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