17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/07(水) 23:58:11.95 ID:qKV/1XBuo
兄「初めまして。いつも妹がお世話になってます(たまたま見かけて可愛いなあって思っ
てガン見していた子が妹の友だちとは)」
妹友「ああ。妹ちゃんのお兄さんですか。こちらこそ妹ちゃんにはいろいろお世話になっ
てます」
妹「こんなやつにあいさつしなくていいから」
妹友「こんなやつって」
兄「こんなやつって」
妹「いいからお兄ちゃんは黙ってて」
兄「・・・・・・」
妹友「なあんだ。妹ちゃんの用事ってお兄さんと一緒に帰ることだったのかあ」
妹「違うよ」
兄「違うのか」
妹友「違うの?」
妹「違うって」
兄「だって明らかに俺の学校の校門前で俺を待っていて、しかも俺が来るのが遅いって怒
ってけど、なんだ、あれてって待ち合わせじゃなかったのか」
妹「だ か ら あ ん た は 黙 っ て ろ」
妹友「じゃ、じゃあ。家の用事を邪魔したら悪いしあたしはこれで」
兄「ぷ・・・・・・って痛え」
妹「じゃあまた明日学校でね。妹友ちゃん」
妹友「うん。お兄さん失礼します」
兄「またね」
妹「またねって言うな。会ったばっかなのに図々しい」
妹友「ふふ。妹ちゃんもお兄さんもまたね」
兄(可愛い)
妹「あたし、先に帰る」
兄「何で?」
妹「何でも。じゃあね」
兄「おい、待てって。せっかく迎えに来てくれたのに何でだよ。しかも行く先は完全に同
じ家なのに」
兄(早足で駅の構内に行っちゃった)
兄(妹の後ろ姿)
兄(小柄だけどすらっとして華奢な背中のライン)
兄(制服のスカートから覗く細い脚)
兄(胸が切ない。やっぱあいつは今日ガン見したどの女の子よりも可愛いな)
兄(記号化されてなんかいないし。妹の読解力はやっぱりまだまだだな)
兄(期せずして自分の小説の解釈が正しいことを身をもって再体験してしまった。これも
俺の最愛の妹のおかげかな)
兄(妹を追いかけよ)
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